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42~59歳の男性 風疹の無料検査を3年延長 厚生労働省

下司佳代子
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 厚生労働省の専門家による部会は17日、過去に風疹の公的予防接種を受けたことがない42~59歳の男性を原則無料で検査し、抗体が少なければワクチンを打ってもらう事業を2024年度まで3年間、延長することを了承した。周知不足と新型コロナウイルス流行による受診控えで、検査や接種は進んでいなかった。

 促進策として、対象者全員に毎年クーポン券を一斉送付し、健康診断に合わせた抗体検査を促す。医療機関によっては即日結果が出る検査キットを導入し、結果次第で同じ日にワクチンを受けられるようにする。

 妊婦が風疹に感染すると、赤ちゃんに障害が出る先天性風疹症候群となる可能性がある。流行を防ぐため政府は、過去に定期接種の機会がなく抗体保有率が低い1962年4月2日~79年4月1日生まれの男性約1500万人を対象に、今年度末まで約3年間の計画で無料検査と予防接種を進めてきた。だが、累計920万人に検査をする目標に対し、実績は約350万人にとどまっている。(下司佳代子)