48グループの枠を越えて自信 カミングフレーバーが1stシングル

加藤勇介
[PR]

 アイドルグループSKE48の若手メンバー7人で構成されるユニット「カミングフレーバー」。結成は2019年だが、48グループの枠を超えた様々な活動を経て、2年が過ぎた12月29日にファーストシングル発売を果たす。メンバーのMIYO(18)、HINANO(21)、MIZUKI(20)が思いを語った。

 リーダーのMIYOが「念願でした」というファーストシングル発売。これまで発表した楽曲は、いずれもSKE48のCDのカップリング曲だった。

 ミュージックビデオの撮影も、初楽曲だった「せ~ので言おうぜ!」以来のこと。HINANOは「2年半ぶりのことなので、この間の私たちの成長を感じてほしい」と話す。

 ファーストシングル「カメリア」は、かわいらしいアイドルソングではなく、力強さを強調した曲。冒頭は大太鼓のような印象的な音が鳴り響く。MIZIKIは「イントロだけで50秒近くあって、7人全員に見せ場があります。踊り狂っています」とアピールする。

 母体となるSKE48では、野村実代、青海ひな乃、田辺美月として活動するが、48グループとは違う一面を見せたいとユニットでは名前の表記もメンバーカラーも変更。合同ライブの対バンやフェスへの出演、オンライン会議システム「Zoom」を活用した活動など、拠点である劇場でなくアウェーの場に積極的に飛び出した。

 MIYOは「『これまでやっていないことをやろう』がユニットのコンセプト。初めての状況に怖くなることも多いですが、パフォーマンスを磨いたぞ、と強気で挑んでいます」と、様々な活動をこなすことで自信を深めた。その結果が「やっと格好いい曲にも挑戦できるようになりました」というデビュー曲につながった。

 結成間もなくして社会を覆ったコロナ禍で公演が中止になるなど、逆風も吹いたが、HINANOは「SKE48の活動は自粛となることも多かったですが、配信など新しいことに挑戦していたカミングフレーバーの活動は充実して成長できました」とユニットの成果を実感する。

 チケットの売上枚数など、SKE48にいる時はメンバーがあまり気にすることはなかった生々しい数字が飛び交うといい、MIZUKIは「カミングフレーバーの活動の時は私たち自身が頑張らなきゃ、と気が引き締まります」と話す。

 母体を越えた活動の中で、メンバーは「『実はSKE48なんだ』とグループを知ってもらえる入り口になりたい」と口をそろえる。(加藤勇介)