追い風の住宅ローン 来年は減税制度も変更 チェックポイントは?

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村井隼人
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 人生で一番高い買い物といわれる住宅購入。切っても切れないのが「住宅ローン」です。いま低金利と優遇減税が追い風になり、借りる人が増えています。選び方や返済方法で大きな違いが出るため、基本を押さえておくことが大切です。

 住宅ローンの利用がこのところ増加傾向にある。国土交通省の調査によると、金融機関の住宅ローンの新規貸出額は2019年度に20兆円を超えた。過去10年で最も大きくなった。

変動金利が人気 リスクも

 背景の一つは低金利だ。現在、変動金利タイプでは最も低いもので0・3%台(優遇金利を適用した場合)。主要銀行が扱うものの多くは08年ごろは1・5%を上回っていたが、日本銀行が大規模な金融緩和マイナス金利政策を導入した影響などで、足もとでは0・5%近辺まで低下している。

 同じ国交省の調査では、住宅ローンを借りた人の6割が変動金利を選んでいた。変動金利は、例えば5年間は据え置きだが、上昇した場合は次の5年間の返済に上乗せされるといった契約内容になっている。金利が低いときには利息を抑えられる。だが、代わりに金利上昇のリスクを負うことになる。ファイナンシャルプランナーの有田美津子さんは、定期的に金融機関から送付される「返済計画表」の確認が欠かせないという。

 一方、契約時に金利を固定し、月々の返済を一定にするのが固定金利だ。変動金利と比べて金利は高めに設定されるが、金利が上昇したときのリスクを減らせる。また借入時に利息を含めた返済総額が決まるために将来の設計を立てやすい。期間で異なるが、こちらも低金利の流れを受け、1%を下回る金利が出てきている。

来年の減税はいくら?

 減税も追い風だ。

 いま新築住宅を買い、年内に…

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