沖縄の米軍基地で再びクラスター発生 昨年、情報提供めぐり問題に

[PR]

 沖縄県は17日夕、米軍キャンプ・ハンセン金武町など)に勤める基地従業員のうるま市在住の50代男性が、新型コロナウイルスの変異株・オミクロン株に感染したと発表した。沖縄県内でオミクロン株の感染が確認されたのは初めて。

 また、キャンプ・ハンセンで米軍関係者の70人規模のクラスター(感染者集団)が発生したという。基地従業員の感染と、米軍関係者のクラスターの疫学的な関係は調査中という。

 沖縄県の米軍基地内では昨年も大規模なクラスター(感染者集団)が発生。感染者の行動履歴など、対策に必要な情報が県に提供されず、問題となった。

 昨年7月には、キャンプ・ハンセン(金武町など)や普天間飛行場宜野湾市)などで感染が急拡大し、1カ月間の陽性者が250人を超えた。

 米軍基地内の感染状況は、2013年の日米合同委員会の合意に基づいて情報提供されるが、沖縄県は当初、感染者数を公表できなかった。米国防総省が昨年3月、作戦上の理由から、米軍基地内での感染情報を公表しないとの指針を公表。米国に加え、外務省も米側から提供された情報を発表しないよう自治体に要請していたためだ。

 その後、沖縄県が米側と交渉し、米側は県が発表することは妨げないとの立場に転じた。

 ただ、米軍が把握している行動履歴や感染経路、居住地などの詳細な情報は、その後も十分には県に提供されなかった。県は政府に対し、米側からの情報提供を繰り返し要請していた。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント
新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]