「トラ」と描けるのは優しいから 年末恒例、サルたちが干支文字

森直由
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 野生のサル約350匹を観察できる「淡路島モンキーセンター」(兵庫県洲本市)で、来年の干支(えと)の「サル文字」が披露された=写真。年末の恒例で、今回は「トラ」を描いた文字が完成。「通常のニホンザルの集団にはできない行動」とされ、ホームページでは、サル文字ができる過程の動画を見ることができる。

 センターの職員が夕方、えさを持って広場へ向かうと、サルたちも職員と一緒に移動。えさを「トラ」という文字の形に並べると、サルたちが一斉に身を寄せ合って食べ始め、モコモコとした形の「サル文字」になる。

 淡路島のサルは専門家らの間で、仲が良く、優しい性格の集団として知られる。追い払ったり、攻撃したりしないため、サル文字を作れるという。

 オスのサルの序列1位(リーダー)が昨年12月、ジョニー(推定21)に交代してから1年。センター長の延原利和さん(67)は、「次第にリーダーらしく落ち着いてきて、群れから人気も高い」と話している。(森直由)