新・米駐日大使はオバマ氏支えた「ランボー」 対日圧力強まる恐れも

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ワシントン=園田耕司
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 ラーム・エマニュエル前シカゴ市長が米駐日大使に就任することが決まった。オバマ政権では米ホワイトハウスの司令塔である大統領首席補佐官を務めるなど、米政界の実力者だ。バイデン米大統領との太いパイプが期待できる一方、防衛費増など米側の対日圧力が強まる可能性もある。

 エマニュエル氏はシカゴ出身のユダヤ系米国人。1992年米大統領選で、民主党のクリントン陣営の財務担当者として頭角を現し、政権入り。2009年に同じシカゴを地盤とするオバマ氏が大統領になると、大統領首席補佐官に登用され、最側近として辣腕(らつわん)をふるった。当時は攻撃的な政治スタイルから「ランボー」との異名をとった。

 民主党関係者によると、バイデン氏がエマニュエル氏の大使起用を決めたのは、混戦だった大統領選予備選で自身を支持したからだという。大物政治家の大使起用に米国内でも注目度は高く、ワシントン・ポスト紙は1ページの紙面を割いて今回の人事を特集した。

水面下の政治工作で承認取り付け

 エマニュエル氏は民主党内で…

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