中国の自動車販売店が日本上陸 1千万円超の高級車「紅旗」で勝負に

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福田直之、北京=西山明宏
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 中国の自動車大手のブランドが19日、日本初の販売店を大阪・なんばに開いた。1台1千万円超のものもある高級乗用車を扱う。国産車が強い日本市場に挑む動きは、中国メーカーの勢いを象徴するものだ。テレビやスマホなど多くの分野で「メイド・イン・チャイナ」が存在感を増しており、国内メーカーは厳しい競争を迫られている。

 国有の中国第一汽車集団の高級ブランド「紅旗(ホンチー)」の販売店では、セダンが展示された。紅旗は国家指導者も乗る車として中国では絶大なブランド力がある。当面はハイブリッド車など計4車種を販売する。来年には電気自動車(EV)のスポーツ用多目的車(SUV)など計5車種を投入する。東京にも出店する予定だ。

 紅旗体験センターの王力・最高執行責任者はこの日の式典で、「自動車先進国の日本への上陸は、紅旗が世界の中・高級市場を開拓するなかで得た新たな成果だ。在日華僑や華人(中国人)はついに、自分たちでつくった車に乗ることができる」と述べた。

 第一汽車の本社がある吉林省

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    福田直之
    (朝日新聞記者=産業、テック、中国)
    2021年12月24日16時3分 投稿

    【解説】 中国第一汽車集団の高級ブランド「紅旗」の販売店を取材しました。この販売店は在日華僑ら紅旗のブランド力が通じる人を顧客に想定しているため、当面は大量の中国車を輸入販売するといった状況にはならないでしょう。  そういう意味では「日本市場に中