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3回目接種の前倒し、入院患者も 接種券なしで対応 愛知県

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 新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種前倒しをめぐり、愛知県は20日、高齢者・障害者施設の利用者や職員らに加え入院患者も含めた計56万3千人(最大)に対する実施方針を決め、市町村に通知した。準備が整った自治体から年内にも始まる見通しだ。

 2回目接種から6カ月経った対象者は、高齢者・障害者の入所施設で約21万2千人、通所施設で約28万1千人、入院患者が約7万人。施設単位で巡回接種や集団接種会場などで受ける。2回目までの接種済証などの確認が必要だが、接種券が届いていなくても接種できるようにする。

 接種を加速するため、県は20日から独自の支援金制度も再開した。巡回接種は入所、通所問わず施設の場合1人1回当たり1千円、在宅で介護を受ける重度の高齢者、障害者の場合、訪問1回当たり1万円を医療機関に支払う。

 米ファイザー社製の余剰ワクチン58万4千回分に加え、12月中にも同社製65万2千回分が配送される予定で、大村秀章知事は「十分対応できる」としている。米モデルナ社製も市町村に配分する方針だ。

 そのほかの高齢者は来年2月以降に7カ月経った人から接種する。こちらは接種券が必要で、県は市町村に前倒し発送を要請した。