「緊急性」ない施策も散見 過去最大補正予算に野党「財政法違反」

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磯部佳孝
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 新型コロナウイルス対策を名目に過去最大35兆円超の歳出総額となった補正予算が成立した。衆参予算委員会では、野党側が補正予算に本来求められる「緊急性」に反した施策が散見されると追及した。政府の明確な説明はなかった。

 20日の参院予算委員会。反対討論に立った立憲民主党の石垣のりこ氏は補正予算としては過去最大となった「防衛費」7738億円や、「大学ファンドの拡充」6111億円などを問題視し、「緊要性に疑義のある施策が盛り込まれている」と指摘した。

 国民民主党の田村麻美氏も防衛費を取り上げ、「緊要性を満たすかなどの疑念が質疑では晴れなかった」と批判した。

 財政法では、補正予算は本来緊急性の高いものに限ると規定している。防衛装備品の購入や大学ファンドの積み増しは緊急を要する施策ではなく、財政法に反するとの主張だ。

 この点は、国民民主の前原誠司氏も掘り下げた。

 15日の衆院予算委で「緊急…

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