24人の死因はCO中毒 ビル放火、容疑者滞在先に「消火栓」のメモ

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 大阪市北区の雑居ビル内のクリニックで17日に24人が死亡した放火殺人事件で、大阪府警は20日、全員の死因が一酸化炭素(CO)中毒だったと発表した。府警は、谷本盛雄容疑者(61)がガソリンをまいて火が一気に広がり、避難できなかったとみている。

 谷本容疑者がガソリンを事件の約3週間前に購入していたことも判明。事件時にライターのほか催涙スプレーも所持しており、府警は計画的犯行とみている。

 府警によると、心肺停止で搬送された27人全員がクリニックのある4階にいた。司法解剖の結果、死亡した24人にやけどはほとんどなく、全員が煙を急に吸い込んで亡くなっていた。

 捜査1課は、谷本容疑者が入り口近くで二つの紙袋を蹴り倒して液体を流出させ、ライターで火をつけたとみている。クリニックのある4階は約90平方メートルで、事件当時は少なくとも30人程度がいた。燃えたのは約30分間で焼損は約25平方メートルと一部にとどまったが、入り口付近で火の手が上がって避難することができず、多くの人が被害にあった。

 府警は、谷本容疑者がまいた液体はガソリンで、火が爆発的に広がり、全員が急にCOを吸い込んで倒れたとみている。

 捜査関係者によると、谷本容…

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