「常勝」の軟式野球部 作新学院の新エースが先輩に教わったシンカー

有料会員記事

中野渉
[PR]

 作新学院高(宇都宮市)の軟式野球部が8月、6年ぶり10度目の全国制覇を成し遂げた。3年が引退した新チームも、秋季関東地区大会で3年ぶり18度目の優勝を決めた。強さの秘密はどこにあるのか。練習を見学した。

 今年の軟式野球部は公式戦で一度も負けがない。

 11月に東京都内で開かれた秋季関東地区大会決勝。東洋大牛久(茨城)と戦った作新学院は8回、0―0の均衡を破って先制し、3―0で破った。エース福島綾人投手(2年)は相手打線を2安打に抑えて完封した。

 福島投手は県大会から関東大会決勝まで6試合をすべて1人で投げ抜いた。失点は2。それでも慢心はない。「全国ではないし、厳しい練習をこなしているので勝って当然」。口元を引き締めた。

 絶対的エースの福島投手だが、夏の全国大会では準決勝で2イニングを投げただけだった。塩田充夫部長は「全国で投げて度胸が付いた。でも、小林の域にはまだまだ達していない」。

 「小林」とは引退した3年の…

この記事は有料会員記事です。残り518文字有料会員になると続きをお読みいただけます。