中学では不登校、でも高校は大好きになった 学校中にチューリップ

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下地毅
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 和歌山南陵高校(日高川町和佐)の1年生松浦友美さん(15)=和歌山市=は、学校をチューリップでいっぱいにしたいと思った。学校が大好きだからだ。

 松浦さんら南陵1年1組の32人が12月上旬の放課後、校門近くの花壇に集まった。スコップで穴を掘り、チューリップの球根をひとつひとつ置いて土をかぶせた。

 藤巻春都さん(16)が「南陵にふさわしい花を咲かせたい」と言うとみんなが笑った。清水嘉恋さん(16)は「みんなで楽しく植えました。チューリップが咲くころにみんなで見られたらいいな」と言った。

 松浦さんは中学生のころ不登校だった。小学6年の終わりにちょっと休み、中学1年の夏休み明けにまったくそうなった。学校に行こうとすると頭が痛くなった。

 「動けなくなったというのか、ちょっと楽しちゃったというのか」

 家でのゲームが楽しかったからか。勉強についていけなかったからか。友だちはいるけれど、ひとりのような気がしたからか。

 「なんでやろ」

 いじめがあったとか思春期だ…

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