2022年の色は蛍光色のコーラルオレンジ 日本流行色協会が発表

ファッション

長谷川陽子
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 日本流行色協会(東京都千代田区)は「2022年の色」に、ジョリーコーラル(蛍光色のコーラルオレンジ)を選んだと発表した。「やや赤みを帯び、優しく発光するようなコーラルオレンジ」で「長く沈み停滞していた心にふわっと光が差すような鮮やかで軽い色、疲れた心身にビタミンと喜びをチャージする色」だという。

 協会は色への関心を高めるため、15年から「今年の色、来年の色」を年末に発表している。

 協会によると「来年の色」に蛍光色を選ぶのは初めて。1995年以降に生まれた若者「Z世代」は、SNSの動画などで奇抜な色を見慣れていることもあり、デジタル世代の台頭を象徴する色として蛍光色が近年注目されている。

 「今年の色」は、一般による投票で15色の中から選んだ。1位はグレー。「閉塞(へいそく)感が強く、日常に色がなかった」といった声があった。2位の緑は、ファッションや雑貨でも今年ヒットした色だった。希望や明るさを感じさせる黄色が3位だった。

 一方、色見本帳で知られる米国のパントン社も独自に22年の「カラー・オブ・ザ・イヤー」を発表。こちらは「ベリーペリ」という赤紫の色みを帯びたブルー系の色を提案した。転換期を象徴する色だという。長谷川陽子