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アベノマスク、年度内めどに廃棄へ 岸田首相「財政効率化の観点」

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 岸田文雄首相は21日夜、首相官邸で記者会見し、新型コロナウイルス対策として政府が調達した「アベノマスク」を含む布マスクが大量に保管されている問題について、「ご希望の方に配布し、有効活用を図った上で年度内を目途に廃棄を行うよう指示をした」と述べた。

 首相は「政府が布製マスクを全国民に配布するとしたことで、その後、マスクの製造流通が回復し、今ではマスクの不足に対する心配は完全に払拭(ふっしょく)されるなど、所期の目的は達成された」と説明。その上で「財政資金効率化の観点から」として、希望者に配布した上で廃棄をするように指示したという。

 布マスクは昨年4月、店頭などでのマスク不足を受け、当時の安倍晋三首相が全世帯に配布すると表明。介護施設向けなどと合わせて計約2億9千万枚を調達したが、厚生労働省によると10月末時点で8130万枚が在庫として保管されている。会計検査院の調査で、保管費などが昨年度末時点で約6億円に上っていた。

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    蔵前勝久
    (朝日新聞論説委員=国内政治全般)
    2021年12月22日9時40分 投稿

    【視点】 アベノマスクの廃棄は、膨大な保管費用を考えると、この選択肢しかないと言えますが、岸田首相の心理面に着目すれば、自らの「黒歴史」をようやく消し去ることができる、ということでしょうか。  マスクが配布された20年春、自民党政調会長だった岸田

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