県内のプリン49種紹介 マップ好評

林国広
[PR]

 プリンで佐賀を盛り上げたい――。県内の49店舗が作るプリンを紹介したガイド紙「さがプリンマップ」が好評だ。各プリンの写真とともに味の特徴などを掲載。マップを手にプリンを求める人もいるという。

 マップはA3判二つ折りでカラー印刷。49店舗のプリンを1種類ずつ写真で紹介し、電話番号と営業時間、定休日を記載。裏面には各店舗の位置を示した佐賀県の地図を載せた。

 プリン好きにとってうれしいのは、それぞれの特徴を一目でわかるよう絵柄で示したアイコンだ。糖度を5段階で、硬さを3段階で表示し、卵と牛乳のどちらの食味を強く感じるかも、卵または牛乳容器をかたどったアイコンで示した。

 作成したのは、昨年9月に発足した市民団体「プリン県さが実行委員会」(大富藍子代表)。菓子店経営者やプリン好きの市民、大学生らメンバー約30人が情報収集や編集作業をし、アイコンで示す味の特徴もメンバーによる試食会の結果をもとに決めた。

 今年8月に完成し3万部を印刷。各店舗や一部の観光協会で無料配布している。大富代表は自身もみやき町でプリンを販売している。「マップのおかげで、売り上げが増加した店舗もある」と話す。

 ところで、佐賀県民はプリン好きなのか。

 総務省統計局の家計調査に、県単位ではないが、県都・佐賀市のデータがあった。それによると、2018~20年の3年間で、1世帯がプリンに使った年間支出額は平均1616円。全国52市・団体のうち18位。全国平均の1564円を52円上回っている。

 大富代表は「県内の観光名所などを巡りながら、このマップで各名所近くのプリン店でプリンを楽しんで欲しい」と話す。ただ、マップ完成後に休業している店もあるといい、訪れる前に電話などで確認するよう呼びかけている。(林国広)