高知・香南市長が辞職 談合事件への関与は「記憶にない」と否定

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冨田悦央 羽賀和紀
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 高知県香南市の清藤真司市長(56)は22日、市発注工事を巡る官製談合事件で贈賄罪などで起訴された建設会社元社長から商品券を受領した責任を取り、辞職した。この日は市議会12月定例会の最終日で、閉会後にあいさつに立ち、「開会中に私が辞任表明したことで、いろいろとご迷惑をおかけし、心からおわびを申し上げたい」と述べた。

 清藤市長は午前8時20分すぎに市役所に入り、午前9時半からの市議会本会議に臨んだ。官製談合事件に関する質疑はなく、議案の採決などを見守った。

 閉会後に記者会見し、「こういう形で辞任したので、志半ばというところもあるが、致し方ない。期待に応えることができず、心からおわび申し上げたい」と話した。

 一方で、17日に高知地裁であった官製談合事件の初公判で、元市議の志磨村公夫被告(61)が昨年12月8日に清藤市長に工事の最低制限価格を教えてほしいと頼み、1週間後の15日に電話で清藤市長から教えられたなどと述べたことに対しては、「そんなことはない」「記憶にない」と話した上で、「今後、(捜査当局の)任意聴取などもあると思う。そういった所でも協力していくなかで(自らの潔白の)証しになると思う」と説明し、改めて事件への関与を否定した。

 清藤氏は午後2時半ごろ、市職員から花束を受け取り、市役所を後にした。

 市議会ではこの日、議員提出…

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