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「オミクロン株に特段の注意を」 WHO事務局長が警戒呼びかけ

新型コロナウイルスオミクロン株

ローマ=大室一也
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 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は22日の会見で、今年1年間で新型コロナウイルスにより約350万人が亡くなったと振り返り、「オミクロン株は多くの国で優勢な変異株となっており、私たち全員が特段の注意を払う必要がある」と警戒を呼びかけた。

 また、ワクチンの追加接種(ブースター)が進む高所得国と未接種者が多い低中所得国との格差を念頭に、「一律的な追加接種はパンデミックを終わらせるのではなく、長引かせるだろう」と述べ、追加接種は必要な人にとどめ、低中所得国にもワクチンが十分に供給されるよう各国やワクチン製造企業に求めた。

 一方、オミクロン株の症状を巡り、感染症専門家マリア・ファンケルクホーフェ氏は、オミクロン株に感染した高齢者はより重症化する傾向にあるとの情報や、感染者の死亡例もあることなどから、「オミクロン株はデルタ株より重症化しない、しても同程度かどうか結論づけるのは時期尚早だ」と慎重な見方を示した。(ローマ=大室一也)

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