そば屋の弟子になるADも グルメ番組「オモウマい店」 制作の裏側

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小原智恵
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 2021年4月にスタート、高視聴率が続いている「オモウマい店」(日テレ系、火曜夜7時)は単なるグルメ番組ではない。びっくり仰天の料理やサービス、そして、店主の人情味まで見えてくる。タイトル通りの「ヒューマングルメンタリー」だ。制作している中京テレビ(名古屋)のスタッフに裏側を聞いた。

 川添光由ディレクター(31)は「エキサイティングなうなぎ店主」として番組の名物となりつつある群馬県太田市のうなぎ店「野沢屋」を取材している。東武鉄道の太田駅前にあり、川添Dが年季の入った外観にワクワクして店内をのぞくと店主の野沢武さん(72)が寝ていた。「普通の番組だったら店主が寝ていたら入らないが、オモウマい店だからこそ、声をかけた」

 うな重を注文すると、七輪とごはん、生のうなぎが出てきて、客が自分でうなぎを焼く。野沢さんからは「エキサイティング!」という口癖が飛び出す。川添ディレクターはその後も付き合いを深め、これまで4回放送。「取材ではなく、会いに行っている」

 谷口昂AD(25)は埼玉県滑川町のそば屋「會津野 茂三郎」を取材するうちに弟子になってしまった。これまで35人の弟子がいた店主の五十嵐茂さん(72)から「36番」と呼ばれ、「俺超えちゃってるんじゃねぇの?」と認める腕前に。逆に撮影する師匠のカメラワークも上達する。

 こんなユニークな店や人をどう見つけ出すのか。

 谷口ADは入社2年目。番組…

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