近所の買い物に「ちょい乗り」 トヨタ超小型EV、個人にも販売

三浦惇平
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 トヨタ自動車は23日、2人乗りの超小型電気自動車(EV)「C+pod(シーポッド)」の個人向け販売を始めた。航続距離は150キロと短く、日常の買い物といった近場の移動で使うことを想定する。小回りがきくため、運転に不安を感じている人の移動手段としても浸透をねらう。

 シーポッドは、2020年12月に発売。今年11月までに173台が売れた。これまでは、販売先を一部の企業や自治体に限定していた。今回からすべての企業や自治体のほか、個人にも販売する。今後の販売はリース契約に限り、料金プランは各店舗で異なるという。

 車は長さ約2・5メートル、幅約1・3メートル、高さ約1・6メートル。一般的な軽自動車よりもひと回り小さいため、細い道でも運転しやすく、駐車スペースも小さくてすむという。

 道路運送車両法では、軽自動車の一種「超小型モビリティ」に分類される。最高時速は60キロで、高速道路は走れない。

 リチウムイオン電池を搭載し、一般家庭の電源にケーブルを差して充電できる。充電時間は一般的な100ボルトで約16時間。これまでは税込み約165万~172万円で販売してきた。(三浦惇平)

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    福田直之
    (朝日新聞記者=産業、テック、中国)
    2021年12月23日18時49分 投稿

    【視点】 EVシフトで注目されるのが、新車販売の4割を占める軽自動車です。カギを握るのは地方の需要でしょう。  普及の壁の一つは充電設備ですが、一軒家が多い地方では家から引いた電源で簡単に充電できます。マンションが多い都市部はそうはいきません。マ