羽生結弦、全日本で4回転半に挑む「延長線上に北京はあるかも」

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 フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が23日、全日本選手権の公式練習で前人未到のクワッドアクセル(4回転半)ジャンプに挑戦した。今大会のフリーでは初めて、この技に挑戦する。3連覇がかかる北京オリンピック(五輪)を目指す意向も示した。

 練習後の取材での報道陣との主なやりとりは次の通り。

 ――クワッドアクセルを着氷したが、手応えは?

 「今日は自分の中で軸作りが一番大事だと思っていたので、回転はそんなにかけていないです。なので、今日はやるべきことはやれたかなというくらいの感触です。まだ自分の中では回転を10割でかけている状態ではないので、とにかく今日は氷の感触を確かめながら、軸を作ることを試していました」

 ――これまでの練習でクワッドアクセルの状況は?

 「(今日のような)あんな感じの着氷になる場合と、あれは軸がうまくいったパターンで、もう1個は回転を10割というか、11割というか、そのくらいの力で回して、ぎり4分の1足らないかなくらいのアクセルでこけるみたいなことはあります。練習の段階では、両立したものはちょっとまだ難しいです」

 ――これまでクリーンな成功は?

 「ないです」

「僕にしかできないと言ってくださるなら、全うするのが使命」

 ――北京五輪については、どう考えているか?

 「正直、一昨日の段階でアクセルが決められなかったら、オリンピックまで頑張るしかないかなと思いながら、やっていました。本当は自分の中でこのくらいのアクセルでもいいんじゃないかという思いもありますし、形として、クリーンな判定ではないと思いますし、GOE(出来栄え点)もプラスがつかないかもしれないですけど、形として4A(クワッドアクセル)にはなっているんで、よく頑張ったんじゃないって」

 「4Aに向かって、3年、特にこの2年間、かなり練習して向き合ってきた中で、このくらいで、もういいんじゃないかと思う気持ちもあるけど、(全日本前の)最後の練習の時に、ぎりぎりまで踏ん張って、1時間半くらいずっとアクセルに挑んだ上で、跳べなかった時に、せっかくここまできたのになという思いと疲れたなという思いがあって。いろいろぐちゃぐちゃになりながら、やっぱり僕だけのジャンプじゃないなと。跳ぶのは僕だが、言い出したのも僕だが、皆さんが僕にしかできないと言ってくださるなら、それを全うするのが僕の使命なのかなと思いました」

 ――五輪を目指すということでいい?

 「ここで降りちゃったら満足…

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