九州・山口、26日ごろ大雪のおそれ 警報級の暴風雪となる可能性も

藤原慎一
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 上空に強い寒気が流れ込む影響により、九州・山口の各地で26日ごろを中心に大雪のおそれがある。今季で一番の寒さとなる見込み。予想より寒気が強まれば警報級の暴風雪となる可能性もあり、気象庁は事故や立ち往生といった交通障害や、農作物への被害に警戒を呼びかけている。

 福岡管区気象台によると25~27日、九州北部の上空1500メートル付近に零下12度以下、南部の上空に零下9度以下の強い寒気が流れこむ。気象庁は宮崎県をのぞく九州・山口のほぼ全域に、災害への心構えが必要な早期注意情報を出した。

 より強い寒気が流れこめば警報級の大雪になり、平野部でも10センチ近い降雪となる可能性もある。気象台は、転倒などの事故や車の立ち往生に注意を呼びかけている。また気温が急激に下がるため、ビニールハウスなど農業施設の温度管理にも注意が必要という。

 九州では2016年1月に大雪に見舞われた。各地で水道管の破裂、ハウスの倒壊が相次いだほか、列車や車が立ち往生した。九州自動車道(福岡―広川インターチェンジ間)は、約63時間にわたって通行止めとなった。国土交通省九州地方整備局の担当者は「大雪が見込まれるときには、不要不急の外出は控えて」と呼びかけている。(藤原慎一)