北海道・大雪山系の四季を生きるシマリス、絵本仕立ての写真集に

有料会員記事

奈良山雅俊
[PR]

 北海道北部を中心に活動を続ける動物写真家、佐藤圭さん(42)=留萌市在住=が、初の写真集「山の園芸屋さん エゾシマリス」を出した。1年のほぼ半分を雪に閉ざされた大雪山系で懸命に生きるエゾシマリスの命の営みを追った一冊だ。

 写真集は文一総合出版(東京都新宿区)が出版する野生動物の写真絵本「命のつながり」シリーズの第3巻で、「ヒグマ」「ニホンザル」に続き、佐藤さんがエゾシマリスを担当した。2年前にフリーの編集者に企画を通してもらい、大雪山系に通って撮りためた写真に新たな写真を加えた。添えられたやさしい文章も佐藤さんが書いた。

 写真集は遅い春の訪れから始まる。地面下の巣穴から目覚めたエゾシマリスが高山植物の岩場を駆け、草の種や花もパクリ。2匹の子どもを育てる様子も根気よくカメラに収めた。天敵も多い。キツネやテン、空にはノスリもいる。エゾオコジョと鉢合わせし、あわてて岩の隙間に逃げ込んでほっとする表情も捉えた。

 四季が移り、やがて秋。栄養…

この記事は有料会員記事です。残り665文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら