ガソリン小分け販売の自粛を要請、大阪市 ビル放火殺人事件を受け

添田樹紀
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 大阪市北区の雑居ビルで起きた放火殺人事件でガソリンが使われたことを受け、大阪市は24日、市内248カ所のガソリンスタンド(GS)に対し、新規の購入客への持ち帰りの小分け販売を自粛するよう要請を始めた。チラシを配り、協力を呼びかける。

 松井一郎市長は同日、記者団の取材に応じ、事件について「ガソリンが使われたことが大勢の命を奪った要因でもある」とし、「持ち帰りの小分け販売は非常にリスクも高い。少しでもリスクを減らしたい」と語った。自粛の要請期間は「いつまでと決めてやるわけではない。継続してお願いしたい」とした。

 大阪府警によると、住所、職業不詳の谷本盛雄容疑者(61)は、雑居ビル4階にあるクリニックでガソリンをまき、ライターで火をつけたという。谷本容疑者は滞在していた同市西淀川区の住宅近くのGSでガソリンを購入する際、「バイクに使う」などと申告した。府警は虚偽の説明をしたとみている。(添田樹紀)