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オミクロン株、都内で初の「市中感染」確認 大阪、京都に続き

新型コロナウイルスオミクロン株

関口佳代子
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 東京都は24日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に、海外渡航歴がなく、感染経路が不明の都内在住者が感染していたと明らかにした。都内では初の「市中感染」となる。小池百合子都知事が同日、定例会見で明らかにした。

 市中感染が判明したのは都内のクリニックに勤める50代の男性医師。ワクチンは2回接種していた。

 都によると、16日の勤務終了後に発熱し、17日に抗原検査でコロナの陽性が判明し、医療機関に入院した。21日に民間のPCR検査でオミクロン株の感染の疑いがあることがわかり、都の健康安全研究センターでゲノム解析して24日にオミクロン株への感染がわかった。21日にオミクロン株の疑いが判明してからは陰圧個室のある医療機関に入院しており、現在は無症状だという。

 勤務先の職員3人と同居家族2人の計5人が濃厚接触者となったが、いずれも無症状でPCR検査でも陰性が判明しており、経過観察を続けている。医師は診療中、フェースガードやマスクを着用しており、接触の時間も短いことなどから患者で濃厚接触者に該当する人はいない。ただ、感染拡大防止のため、疫学調査を広域に実施する方針で、クリニックの職員20人、患者80人の計100人程度に検査を受けるよう呼びかけているという。

 24日には他にも3人のオミクロン株の感染が発表されたが、いずれも海外渡航歴がある人だった。

 都内ではこれまでオミクロン株への感染が6人確認されていたが、5人は海外からの入国者で、残り1人はその濃厚接触者で、いずれも感染経路が追えていた。小池知事は「市中感染が確認された。検査体制を強化して早期診療、隔離につなげることが改めて重要だ。熱の症状がある人は検査医療機関を積極的に受診して欲しい」と呼びかけた。

 オミクロン株の日本国内での「市中感染」は、22日に大阪府で初めて判明。海外渡航歴のない30代両親と未就学児の3人が感染していた。23日には京都府でも感染経路の追えない20代女性の感染が明らかになったほか、大阪府内の小学生の男子の感染も判明していた。(関口佳代子)

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