三菱電機不正、経産相「あまりに怠慢」 元経産官僚詐欺は「遺憾」

平林大輔
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 三菱電機の品質や検査をめぐる不正問題で、同社の調査委員会が新たな不正を公表したことを受け、萩生田光一経済産業相は24日の会見で「やるべき検査をしていなかったのはあまりにも怠慢」と厳しく指摘した。原因究明や組織改革を進め、信頼回復に取り組むよう求めた。

 調査委の報告書では、調査の一環として社員へアンケートをした際、上司が部下の回答を把握しようとした事例があったとしている。萩生田氏は「これだけ社会的にみなさんから批判をされているのに」と不快感を示し、「大いに反省し、しっかり足元を見直してもらうよう指導していきたい」と述べた。

 一方、経産省のキャリア官僚による給付金詐欺事件で、東京地裁が21日に元職員2人に有罪判決を下したことについて、萩生田氏は「極めて遺憾」と陳謝。「職員一人一人が高い倫理観を持ち、職務に取り組んでいくため、(職員は)不断の努力を行ってほしい」と述べた。(平林大輔)