3年間で208万円免除も 中学受験で特待が広がる理由とは

有料記事変わる進学

川口敦子、塩入彩、編集委員・宮坂麻子
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 コロナ下の首都圏の私立中学で、入学金や授業料が免除となる「特待制度」を導入する動きが広がっている。狙いは様々だが、共通しているのは、多様な生徒に入学を検討してほしいという思いだ。(川口敦子、塩入彩、編集委員・宮坂麻子

特待生、不合格なら何回受けてもOK?

 女子聖学院中(東京都北区)では来年の入試から、成績上位者を対象に、入学金の全額と年間授業料の半額を免除する「スカラシップ制度」を導入する。

 入試は2月1~4日に計6回行われるが、対象となるのは1日午前、午後、3日午前の3回(いずれも一般入試)の成績上位者。同校への志望度が高い受験生や、入学後意欲を持って学べる生徒を対象としている。「スカラシップ資格」を得るために、一般入試で合格後も繰り返し出願・受験することができる。

 元々、入学後の経済的な環境の変化に対応するための基金があったが、申請者がほとんどいない状況が続いていた。広報室長は「基金は卒業生の寄付で成り立っている。経済的な支援という枠は残しつつ新しい形で有効に運用できたら」と話す。成績が特に優秀な中2~高3生を対象とする「在学特別奨学金」も導入するという。

■栄東、6年間授業料免除も…

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