16歳の三浦佳生、1番滑走で「ベスト尽くせた」 足元の不安を克服

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坂上武司
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 フィギュアスケートの全日本選手権は24日、さいたまスーパーアリーナで男子ショートプログラム(SP)があり、三浦佳生(東京・目黒日大高)が92・81点の高得点を出し、1番滑走の重圧をはねのけた。SP5位となり、目標だったフリーの最終グループに入った。

 緊張の1番滑走。

 滑る前にリンクサイドで佐藤紀子コーチと両手を握り合って声をかけてもらう。リンク中央に向かった三浦は両手をあわせて祈るようなしぐさでスタートポジションに立つ。

 ビバルディの「四季」の音楽が響き始めると、16歳の三浦が若い力で躍動した。

 冒頭の4回転サルコーと3回転トーループの連続ジャンプを鮮やかに決めた。

 「最初の4回転3回転は良かった」

 これで波に乗った。続くトリプルアクセル(3回転半)、4回転トーループと三つのジャンプ要素をしっかりと決め、「苦手意識があった」というSPを克服。演技を終えると何度もガッツポーズを見せた。

 得点は92・81点。国際スケート連盟(ISU)公認の三浦のSPの自己ベストは今年のNHK杯で出した76・62点だから、そのすごさが分かるだろう。その声が弾んだ。

 「90点オーバーが出せたのはうれしいですし、やってきたものが成果として出せたのでうれしかった。今できる自分のベストが尽くせた」

 優勝した全日本ジュニア選手権では、SPは7位と出遅れただけに、この短期間での成長は目を見張るものがある。

 だが、実は三浦は不安を抱えていた。

 今月15日にブレード(刃)…

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