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日常化した感染対策、本当に必要?オミクロン受け再検討を 忽那教授

有料会員記事新型コロナウイルスオミクロン株

久保田侑暉
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 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の市中感染が確認されたのを受け、大阪府は府民に呼びかけてきた飲食店の利用人数と時間の制限について、当初予定の12月末から1月末に期限を延長した。感染症専門医で府の対策協議会委員を務める忽那賢志(くつなさとし)・大阪大教授は「感染対策を継続的にしていくためには、シンプルにしていく必要がある」と話す。マスク着用や手洗い、換気といった基本対策の徹底を呼びかける一方、使い続けると汚染されるビュッフェの手袋など、身近な対策のうち見直すべきこともあるという。

 朝日新聞のオンラインでのインタビューで語った。

 忽那氏はまず、ワクチン接種について「まだ受けていない方がいれば、ぜひ検討してほしい。オミクロン株に感染しても重症化することを防ぐことができる」と話す。3回目接種(ブースター接種)についても「感染そのものを防ぐ効果を高めることができる」という。

 その上で強調するのが、基本的な感染対策の徹底だ。

 忽那氏によると、新型コロナの感染経路は①ウイルスが付着した手で目や鼻の粘膜に触れる「接触感染」②会話などで出る飛沫(ひまつ)を浴びる「飛沫感染」③換気の悪い屋内で広がる「エアロゾル感染」。「基本的にはこの三つの感染経路を意識した感染対策が重要だ」という。

 飛沫感染の防止に最も有効なのはマスクの着用。飛沫を飛ばさないと同時に、飛沫を浴びないためにも有効だとする研究結果があるという。「お互いがマスクをつけ、近距離で会話をする時間をなるべく作らないことが、この先も大事だ」と話す。

 加えて、エアロゾル感染を防ぐための換気の徹底と、接触感染を防ぐための手洗いや手指の消毒も重要だと指摘する。

 一方で、再検討すべき対策もあるという。

 例えば、ビュッフェスタイル…

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