洋上風力促進3区域、三菱商事・中部電系が落札 東電は敗れる

新田哲史
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 洋上風力発電の整備を優先的に進める「促進区域」に指定している千葉県銚子沖などの3区域について、経済産業省国土交通省は、いずれも三菱商事中部電力の子会社などの共同事業体を選んだと発表した。再エネ海域利用法に基づいて事業者が決まるのは長崎県五島市沖に続いて、2~4件目となる。

 3区域は、秋田県能代市三種町男鹿市沖▽同県由利本荘市沖▽千葉県銚子市沖。それぞれ2~5の事業体が応札した。発電所はいずれも海底に固定する「着床式」で、31~65基の風車を並べる。出力は39万~82万キロワットで、2028年9月~30年12月に運転を開始する計画だ。

 東京電力ホールディングスは09年から銚子沖で洋上風力の実証や商用運転を進め、銚子沖の落札を再建計画にも位置づけていた。今回落札できなかったことで、再建計画に影響を与える可能性がある。(新田哲史)