宇野昌磨、まとめる力でSP2位 「世界のトップと争う」矜持見せた

坂上武司
[PR]

 状態は決して万全ではない。その中でも、宇野昌磨はきっちりとやるべきことをやってのけた。

 冒頭の4回転ジャンプはフリップをサルコーに変更する考えもあった。が、ランビエル・コーチにこう言われたという。「サルコーでもフリップでも、君ならどっちでもできるよ」

 だから迷いなく、難度が高いフリップに挑戦。しっかり成功させてみせた。

 4回転を含む2連続ジャンプの二つ目は無難に2回転にとどめたが、トリプルアクセル(3回転半)も成功。まとめる力はさすが。

 18日の練習中に右足首をひねったが、「まったく痛みはなかった。あとは自分の調子をどれだけ戻すか。フリーまでにどう調整するかというのが課題です」。

 そんな宇野の言葉に、「世界のトップと争う」存在を目指す宇野の矜持(きょうじ)を見た気がする。苦境を乗り越える過程が、宇野をもっともっと強くするだろう。坂上武司

フィギュアスケート特集

フィギュアスケート特集

グランプリファイナルの結果や、注目選手の最新情報はこちらから[記事一覧へ]