街角にはクリスマスツリー 銀色のきらめき 人出戻った聖地バチカン

ローマ=大室一也
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 キリスト教の聖地の一つでローマ・カトリック教会の総本山バチカンにあるサンピエトロ広場はクリスマスイブの24日、高さ28メートルのクリスマスツリーやキリスト生誕の場面の模型「プレゼピオ」を見に来た観光客や信者たちでにぎわった。

 昨年のクリスマスイブは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてバチカン周囲のイタリア全土で都市封鎖が始まったことから、同広場の人出は激減した。

 今冬も感染は収まっていないが、ワクチン接種が進んだことなどから人出が戻った。ローマ教皇庁は23日、感染防止のため、教皇庁の職員や従業員らにワクチンを接種したか、感染後に回復したことを示す証明書の所持を義務づけた。

 カナダ人の客室乗務員ジャック・グレットさん(54)は知人と広場を訪れた。カトリック信者でバチカンには何度も来ているが、クリスマスツリーを見たのは初めてだという。自身はワクチンを接種済みで、「大勢の人が来ているのでワクチンを打っていると安心できる」と話していた。(ローマ=大室一也)