「よりもい」で館林市が訪れたいアニメの聖地に 4年連続で認定

柳沼広幸
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 人気アニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」(通称、よりもい)で舞台の一つになった群馬県館林市が「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2022年版)」に4年連続で選ばれた。アニメツーリズム協会が88作品の舞台など全国116地域を選定し、県内では館林市が唯一入った。アニメファンが「聖地巡礼」としてゆかりの地を訪れるため、市は地域活性化に役立てている。

 「よりもい」は、なかなか一歩を踏み出せない女子高生の主人公が母親を探す同級生と出会い、女子高生4人で南極をめざす青春物語。18年にテレビ放送された。米ニューヨーク・タイムズの優れたテレビ番組(海外部門)10作品の一つに選ばれたという。

 作品の国内編で、館林市内の東武鉄道館林駅、観光名所のつつじが岡公園、「分福茶釜」伝説で知られる茂林寺などが登場する。市は今年1月、主要キャラクターの女子高生4人を「館林アニメアンバサダー」に委嘱。ゆかりの地にキャラクターのぼりを立てるなど、「よりもい」の街としてアピールしている。

 つつじが岡ふれあいセンターには「よりもい」コーナーがあり、4人のキャラクターの等身大パネルが出迎えてくれる。アニメファンが書き込める「巡礼ノート」が置かれ、アクリルキーホルダーなどのグッズも販売している。地元の商店も南極観測船のまんじゅう、革のキーホルダーなどの公式グッズを販売し、「巡礼者」を歓迎している。(柳沼広幸)