太平洋を横断するLCCが初飛行 乗客53人、貨物は満杯の11トン

上沢博之
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 日本航空系の格安航空会社(LCC)ジップエアは25日、成田空港と米ロサンゼルスを結ぶ路線を就航した。同社によると、LCCがアジア圏と北米を直接結ぶのは初めて。

 同空港で開かれた就航式で、ジップエアの西田真吾社長は「多くのご予約をいただいた。当社が世界で初めてLCCとして太平洋を渡ることへのご期待の表れ。フルサービスキャリアだけだった路線でLCCの価格、サービスをご提供して、期待に応えていきたい」とあいさつした。この路線は来年1月14日から週3便から週6便に増やす。

 参列した熊谷俊人知事は「太平洋を越えて北米とLCCで結ばれるのは大変意義深い。新型コロナ終息後、ジップエアで(米大リーグの)大谷翔平選手の活躍を見に、多くの方々が飛び立たれる日を心待ちにしている」と祝辞を述べた。

 初便は乗員10人、乗客53人、貨物は容量一杯の約11トンで午後2時39分に出発。卒業前にロサンゼルスに住む友人を訪ねるという京都市の女子大学生(23)は「価格の安いLCCが選べるようになってうれしい」と話し、搭乗した。(上沢博之)