「色鉛筆を使わせて」 贖罪のため絵を描く死刑囚、この世でも償いを

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新屋絵理
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 償いのため続けてきた絵画のため、色鉛筆を使わせて――。家族3人を殺害した奥本章寛死刑囚(33)が、法務省の内規変更で今年から使用できなくなった色鉛筆を再び使えるよう求めて、東京地裁で国と争っている。「絵を描くという自分なりの償いを最後までしたい」と訴えている。

 22歳だった奥本死刑囚は2010年、宮崎県の自宅で長男(当時5カ月)の首を絞め、妻(同24)と義母(同50)をハンマーで殺害した。義母から故郷や実家の両親を非難されたり、たたかれたりして悩んでいたといい、逮捕後に実家に宛てた手紙に「居場所がなかった。毎日が地獄だった」と書いた。

 一審・宮崎地裁は「動機に同情の余地がないとはいえない」としつつ「罪責は重大」として死刑を言い渡し、14年に確定した。

記事の後半では、死刑囚に何が認められ、認められていないのかといった普段の生活なども紹介します。

法務省が内規変更 色鉛筆が使用不可に

 絵を描き始めたのは、このこ…

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