来年1月実施の大学入学共通テストなどでの新型コロナ対応をめぐり、岸田文雄首相は26日、オミクロン株感染者の濃厚接触者について、別室での受験を含め受験機会をできる限り確保する方法を検討するよう、文部科学省に指示した。政府関係者が明らかにした。
首相はこの日、首相公邸でオミクロン株への対応などを協議。関係者によると、受験生の間で不安が広がっていることを受け、受験機会を確保するため、文科省に一両日中に方策を示すよう検討を指示したという。
これまでオミクロン株感染者の濃厚接触者の受験をめぐっては、文科省が24日、無症状でも本試験を受験させず、追試験を受けてもらうとの方針を明らかにしていた。オミクロン株以外の濃厚接触者は、PCR検査の陰性などの条件を満たせば、本試験を受けられるとしている。(宮田裕介)
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