アクセルジャンプ、名前の由来はノルウェー選手 139年前に跳んだ
フィギュアスケートの全日本選手権で羽生結弦が挑戦した「4回転半(クワッドアクセル)ジャンプ」。この「アクセルジャンプ」は、約140年前から進化を続けている。
最初のアクセルは1882年。ノルウェーのアクセル・パウルゼンが国際競技会で初めて1回転半のジャンプを披露したとされる。アクセルの名前が、ジャンプ名の由来となった。
アクセルは他のジャンプよりも半回転多い分、6種類の中で最も難度が高い。1回転半からさらに1回転が増えるまでに約60年かかった。
1948年のサンモリッツ・オリンピック(五輪)でディック・バトン(米国)が2回転半ジャンプを成功させた。バトンは当時18歳で、金メダルに輝いた。
そして2回転半から30年。1978年の世界選手権でバーン・テイラー(カナダ)が最初に3回転半を跳んだ。
羽生が4回転半ジャンプに成功すれば、もちろん史上初の快挙だ。
ちなみに考案者が技名になっ…
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