議論続いたアイスダンス代表選考 伯仲だからこそ「全日本優勝者を」
フィギュアスケート・北京五輪代表選考
北京五輪代表選考の過程について、日本スケート連盟の竹内洋輔フィギュア強化部長が説明した。
小松原美里、尊組(倉敷ク)と村元哉中、高橋大輔組(関大ク)が争ったアイスダンスについては、「競技力が拮抗(きっこう)していて、様々な議論があった」。両組は計四つの選考項目の二つずつを分け合い、全日本選手権での点差も近接。実力伯仲だったからこそ、「やはり最後は全日本チャンピオン(の小松原組)を選出しようと決まった」という。
ただ、競技力が近いため、世界選手権(3月、フランス)には村元、高橋組の派遣を決めた。
女子の3枠目は国際大会で実績のある三原舞依(シスメックス)、宮原知子(木下グループ)らとの比較の結果、全日本3位の17歳、河辺愛菜(木下アカデミー)を選出。「五輪に向け若い世代に頑張って頂くことが3枠目としては必要。競技力も申し分ない」と語り、将来性も加味したことを明かした。

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