大雪で滋賀の国道、車2キロなお立ち往生 JR線4本足止め

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 「数年に一度」とされる強い寒気による大雪のため、近畿地方では27日、交通に大きな影響が出た。滋賀県内では積雪のため、JRの電車4本が足止めされ、国道8号でも車が立ち往生した。気象庁は28日にかけて大雪への警戒を呼びかけている。

【動画】滋賀・彦根で車が立ち往生=朝日放送テレビ提供

 JR西日本によると、琵琶湖線で26日深夜から27日未明にかけ、米原駅(滋賀県米原市)に到着する予定だった電車など計4本が、彦根駅(同県彦根市)、河瀬駅(同)などにそれぞれ足止めされた。午前5時の時点で計約190人が乗車していたという。

 彦根市内の踏切で車が立ち往生したことや、米原駅構内で分岐器が動かなくなったことが影響した。一時は、他の電車4本も途中駅で発車を見合わせた。

 JR西は27日、北陸線の近江塩津―長浜間、琵琶湖線長浜―野洲間で始発から運転を見合わせた。京阪神エリアを発着する特急計約50本も運休した。

 また、国土交通省近畿地方整備局によると、彦根市東沼波(のなみ)町の国道8号上り線で午前5時ごろ、大型トラックが動けなくなり、後続の車も含めて約2~3キロにわたって立ち往生した。正午現在、解消の見通しは立っていないという。

 国道8号沿いの「ローソン彦根森堂店」では、動けなくなった車の運転手らにトイレを貸しているという。店員は「商品が届かず、アルバイト店員も出勤できないので、1人で対応しています」と話した。

 ローソン広報によると、彦根、長浜、米原の各市内の約40店に商品の遅配などが発生しているという。

 気象庁によると、27日午前6時の積雪は、彦根市73センチ、滋賀県高島市68センチ、京都府舞鶴市62センチ、京都市2センチ。彦根市では午前5時までの24時間降雪量が観測史上最多の68センチとなった。