イランの核めぐる協議、27日から再開 IAEAとの間にも亀裂

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テヘラン=飯島健太
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 イランの核開発をめぐる米国とイランの間接協議が27日、ウィーンで再開する。11月末に始まった協議は停滞している。イランが核開発を進めて米欧側に圧力をかける一方、米欧側は協議に残された時間を「数週間」と強調し、協議決裂も視野にした対応を検討している。

 間接協議は4~6月に開催後、11月末に再開した。核合意の復活が目的で、米イランを欧州連合(EU)と核合意の他の参加国である英仏独中ロが仲介する。だが、保守強硬派のライシ政権は、前政権が臨んだ前回協議よりも強硬な要求を含む草案を提示。協議は難航し、3日に続き、17日にも中断した。

 2015年締結の核合意は、イランが核開発を制限する代わりに米国などの制裁を緩和する内容だ。米国のトランプ前政権が18年に離脱し、制裁を再開。イランは19年以降、核合意による制限を超える核開発に着手。いま、濃縮度60%のウランの製造を続ける。ウランは核兵器の原料になる。

 イランは協議で、トランプ前政権が科した全ての制裁の一斉解除や、米国が合意を守り続ける保証を要求。核合意の規定にはない内容で、米国は過大な内容として応じる考えはない。

 イランと国際原子力機関(I…

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