浜風も太陽の向きも…そっくり「甲子園」建設へ 阪神2軍の移転構想

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島脇健史
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 16年ぶりのリーグ優勝を逃し、寅(とら)年の来季に巻き返しを図るプロ野球の阪神タイガース。選手強化策の一つとして進めているのが、30年ぶりとなる2軍本拠地の移転計画だ。球団創設90年になる2025年、もう一つの「甲子園」を、尼崎につくる。

 両翼95メートル、中堅118メートルの「(仮称)タイガース野球場」。ファウルグラウンドを含めたフィールドの広さや形は、兵庫県西宮市阪神甲子園球場とまったく同じだ。黒土の内野、天然芝の外野も再現する――。

 11月下旬、同県尼崎市阪神電鉄大物(だいもつ)駅の周辺地区。市が開いた住民説明会で、小田南公園(同市杭瀬南新町)に誘致する新球場の詳細が明らかにされた。

 市と球団、阪神電鉄の3者が連携し、2軍の本拠地を尼崎に移す。観客席は約3600席。球場の隣には、室内練習場や選手寮兼クラブハウスもつくる。こうした構想がイメージ図とともに示された。

 阪神2軍は1995年から、甲子園球場の南約2・5キロにある阪神鳴尾浜球場(西宮市鳴尾浜1丁目)を本拠地としてきた。

 球団によると、施設の老朽化が進んでいたうえ、客席は500席と手狭だった。解決策を探っていたところ、隣の尼崎市から声がかかったという。

 2016年から3者の協議が始まった。

阪神球団がこだわったこと

 大物駅周辺地区をふくむ尼崎…

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