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飛行機内の濃厚接触者、範囲を縮小 全員から前後2列へ 厚労相表明

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下司佳代子
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 後藤茂之厚生労働相は27日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染した人と同じ飛行機に乗っていた全員を濃厚接触者としていた運用を28日の到着便から改める、と発表した。前後2列に座っていた人や家族ら同行者に範囲を縮小する。国内のこれまでの例から「オミクロン株であっても機内の同乗者が陽性となる割合は極めて低い」と判断したという。

 後藤氏によると、飛行機に同乗していた人がオミクロン株陽性となる割合は0・1~0・2%程度。空港検疫で陰性だった人が後に陽性となる割合と同じ水準で、同乗者全員を濃厚接触者とする緊急的な取り扱いをする科学的根拠はない、と考えられるという。

 同乗者全員を濃厚接触者とする運用に対しては、宿泊療養施設を確保する自治体側から「負担が重すぎる」として、範囲の見直しを求める声が上がっていた。後藤氏は、「結果として濃厚接触者の数が減ることは事実」とする一方、今回の決定は自治体への配慮よりも「客観的なエビデンス(科学的証拠)に従った、合理的なオペレーション」だと強調した。

 また、空港到着時の検査でコ…

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