香川県が紫色アスパラを開発 新品種「さぬきのめざめビオレッタ」

木下広大
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 香川県農業試験場が開発した紫色のアスパラガスが、新品種として登録された。「さぬきのめざめビオレッタ」と名づけられ、県が開発した緑色のアスパラ「さぬきのめざめ」と合わせて売り出す。

 「ビオレッタ」はアスパラの産地スペインの言葉で紫色を意味する。2月中旬から出荷が始まり、春をピークに10月ごろまで取れる。他の紫アスパラより早くから収穫できるほか、通常は色が薄くなりがちな夏でも安定した紫色になるのが特徴という。

 県農業生産流通課によると、2010年ごろから開発のための交配を始め、17年に農林水産省に品種登録を出願していたという。

 県内の栽培面積は60アールほどとまだまだ少ないが、県の担当者は「紫アスパラは彩りとしても需要がある。緑の『めざめ』とともに、香川のアスパラのブランド化を強化していきたい」と話している。(木下広大)