クリスマスに外食した? 昨年より客足2割増、コロナ禍前に迫る

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 今年のクリスマスシーズン、飲食店への人出は、新型コロナウイルスの感染者数が拡大傾向にあった昨年に比べてどうだったのか。飲食店予約システムを提供する「テーブルチェック」(東京)が、同社のシステムを利用する全国約5600店舗の飲食店の来店データを集計したところ、25日の1店舗あたりの来店人数は昨年より2割超増え、コロナ禍前の2019年の水準近くまで戻っていたことがわかった。

 昨年のクリスマスシーズンは、新型コロナ感染拡大の「第3波」の時期にあり、12月1日に370人だった東京の1日あたりの新規感染者は31日に初めて1千人を突破。年が明けた21年1月7日に2度目の緊急事態宣言が出された。今年の25日の東京の新規感染者は38人だった。

 同社によると、1店舗あたりの来店人数の平均値は今月24日、前年同日比で13%増加。コロナ禍前の19年比では19%減だった。25日は前年同日比で24%増え、19年比でも4%減だった。昨年の25日は金曜日、19年は水曜日だった。

 広報担当者は「昨年に比べて新型コロナの感染状況が落ち着いていることに加え、今年はイブが金曜日だったことが利用客の増加に影響したのではないか」とみる。

 全国の夜の繁華街の人出も、昨年のクリスマスシーズンに比べて軒並み増えていた。

繁華街の人出は

 NTTドコモの携帯電話の位置情報から、全国8カ所の繁華街の24、25日の午後7時台の人出を推計すると、昨年同時期と比べて札幌・ススキノで7割弱、仙台・国分町と京都・祇園四条で約3割、それぞれ増えていた。各道府県外から訪れているとみられる人は、札幌で7%(前年は2%)、仙台で16%(同7%)、京都で35%(同29%)を占めていた。

 東京・歌舞伎町、名古屋・栄、大阪・梅田、神戸・三宮、福岡・中洲もそれぞれ2割前後、昨年の同時期より人出が増えていた。

 19年の同時期と比べると、京都と神戸は3%増、他は3~19%下回っていた。

(ニュースデータウォッチ)篠健一郎

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