11月の有効求人倍率は前月比横ばい 求人も求職者も増

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 厚生労働省が28日公表した11月の有効求人倍率季節調整値)は1・15倍で、前月と同水準だった。求人は5カ月連続で増えたが、求職者も増えたことで横ばいとなった。厚労省の担当者は「緊急事態宣言の解除で求人は持ち直しの動きがみられ、感染リスクの不安が減って求職も増えた」としている。

 求人倍率は求職者1人に求人が何件あるかを示す。求人は約233万人と前月比1・0%増で、求職者は約194万人と同0・9%増だった。

 業種別の新規求人(原数値)では、コロナ禍に苦しむ宿泊・飲食サービスが約6万3千人で前年同月より23・3%増えた。スキーシーズンや年末年始にかけた利用客増を見込んで求人を出す傾向があるという。

 総務省が同日公表した11月の完全失業率(季節調整値)は前月比0・1ポイント増の2・8%で、完全失業者数は同10万人増の192万人だった。