上白石萌歌さん、朝ドラに奇跡感じた 2年前に訪ねたヒロインの地元

真野啓太
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 2022年、俳優の上白石萌歌さん(21)は念願だった朝ドラへの出演を果たす。沖縄が舞台のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、ヒロインの妹・歌子を演じる。

 この役には縁を感じているという。

 2年前、ある俳優のルーツをさぐるため、笑福亭鶴瓶さんと沖縄を訪れた。修学旅行に続いて、人生で2回目の沖縄だった。

 実家周辺を訪ねて取材したその俳優こそ、「ちむどんどん」のヒロイン黒島結菜さん(24)だった。

 「大きな目標だった朝ドラで、黒島さんと沖縄の話ができる。しかも歌子という、自分の名前の一部が入った役名。奇跡が重なったように感じました」

 ドラマは黒島さん演じる主人公・暢子(のぶこ)が50年前の沖縄の日本復帰とともに料理人を目指して上京し、やがて沖縄料理店を開こうと奮闘する物語だ。

 上白石さんが演じる暢子の妹・歌子は歌を愛する、一家の末っ子。劇中では沖縄の歌を歌う。

 「『芭蕉布(ばしょうふ)』という歌に〈海の青さに空の青〉という歌詞があります。ロケで沖縄に行ったときは、感動しました。歌どおりの景色が、目の前にあった」

 「すごく透き通っていて、美しい青。東京で暮らしているときの青とは全然違っていた。その場に立つだけで、色んなことを考えてしまうような景色。沖縄の歌の奥深さみたいなものを知れたと思いました」(真野啓太)