近づく大阪万博 関西の財界トップ3人に聞く「課題と期待」

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 2025年4月の大阪・関西万博の開幕まであと3年余り。今年は準備を本格化する1年となることが期待されるが、海外からのパビリオン誘致の遅れや膨らんだ会場建設費の追加負担など課題は少なくない。万博準備にたずさわる関西経済3団体のトップに準備状況や万博への期待などをたずねた。

「早めの工事着工を」 関西経済連合会の松本正義会長

 ――万博開催に向けた課題をどうみていますか。

 「これからが詰め(の準備)になってくる。会場建設費の予算は、(当初の)1250億から1850億に増えた。いまの資材の高騰などを考えても、1850億できちんと止めてもらわないと、と思っている。経済界が集めるお金は3分の1の約600億だが、さらに上がると、(集めるのが)なかなか難しいんじゃないかと思い、心配している。関西勢は2018年ごろから集め始めた。東京五輪も終わり、経団連も本腰を入れてお金を集めてくれているようだ。(予算の増額がなければ)経済団体として果たすべき金額はなんとか集められるのではないかと思っている」

 ――海外からのパビリオン(展示館)の誘致は遅れています。

 「遅くとも23年の半ばごろから工事を開始しないと、25年の開幕には間に合わない。一挙に(工事が)来ても建設会社はキャパに限りがあるし、資材をどう運ぶかの問題もある。そういうコントロール、マネジメントをどうするかの問題もある」

 ――早く参加国を固めて、工…

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