帝京長岡の主将、寝たきりからの復活 仲間に救われてバスケ準Vに涙

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室田賢
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 バスケットボールの第74回全国高校選手権(ソフトバンクウインターカップ、特別協力・朝日新聞社)で、帝京長岡(新潟)が初の決勝に進み、準優勝に輝いた。チームを支えた173センチの主将は、大病を乗り越えて、コートに立った。

 田中空(3年)は今年4月に体の異変を感じた。

 「全身に力が入らず、握力がだんだん下がっていったんです」

 突然倒れ、病院で医師から、「ギラン・バレー症候群」と伝えられた。

 筋力が低下し、手足のまひを伴う神経疾患だった。

 1週間ほど寝たきりになり、2~3週間後にやっと歩けるようになった。約1カ月間、入院した。

 小学校1年生からバスケを始めて、こんなに長く休んだことはなかった。

 「今まではけがをしても何くそ、おれはやるぞと思ったけど、今回は動けなかった」。初めての病気に不安が募った。

 リハビリでは、とにかく歩く回数を増やした。5月中旬に復帰するまで、「チームがどう動いているのか、わからなかった」。

 救いだったのはチームメートや監督の対応だ。

 「温かい雰囲気で迎えてくれ…

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