南米エクアドルがTPP加盟申請 原油、コーヒーなど輸出拡大へ

サンパウロ=岡田玄
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 南米エクアドルが27日までに環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を申請した。同国外務省が17日、ツイッターの公式アカウントで表明していた。原油やバナナ、コーヒー、エビなど主要産業の輸出拡大を目指すとみられる。

 同国外務省のツイッターによると、TPP事務局を担当する寄託国のニュージーランド政府に加盟を申請する文書を提出した。

 エクアドルでは2007年からの反米左派のコレア政権時代に中国やベネズエラなどと関係を深める一方、自国産業保護を名目に輸入や資本の移動を規制するなど保護色が強かった。だが、17年からのモレノ政権、21年に就任したラソ大統領の下で、米国などと関係を強化。貿易の多角化などに取り組んでいる。(サンパウロ=岡田玄)