年越しそば準備で大忙し

吉沢龍彦
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 【山梨】大みそかに向けて、甲府市中央4丁目の老舗そば店「奥村本店」では年越しそばの準備が始まった。29日は店の営業を昼で終え、夕方からひたすらそば打ちに専念した。

 陶器の鉢を使い、一番粉に熱湯を加えて丹念にこねる。のし台で薄く伸ばした後、折りたたんで0・7~0・8ミリの細さに切る。機械は用いず、すべて手作業だ。16代店主の由井新兵衛さん(74)は「当たり前のことを当たり前にやるだけ」と話す。

 年末は1年で最も忙しい時。従業員ら4人でそば打ちの各作業を分担し、30日は徹夜で仕事を続けるという。(吉沢龍彦)