牛乳余り、県庁職員が一肌脱いだ 1千人超が288リットル飲み干す

大畠正吾
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 コロナ禍による牛乳消費の落ち込みで生乳が廃棄されるのを防ごうと、宮崎県の河野俊嗣知事は県民に「年末年始は牛乳を飲んで」と呼びかけた。県庁では「牛乳を飲んで仕事納めを」という呼びかけに職員1441人が協力し、27、28日に計288リットルを消費した。

 県内では酪農家215戸が乳牛約1万3600頭を飼っている(今年2月現在)。飼育数は全国では13位、九州では熊本県に次いで2番目に多い。だが、県内でもコロナ感染防止に伴う外食産業の時短営業などで、牛乳や加工品の消費が減少。子どもたちの給食がなくなる冬休みは「牛乳消費の底」と言われている。

 河野知事は24日の記者会見で食事中もお茶代わりに牛乳を飲んでいることを披露し、「あと1杯2杯の消費への協力をお願いしたい」と訴えた。

 県畜産振興課の担当者は「たんぱく質やビタミンの豊富な牛乳やチーズを鍋や一品料理に使って冬を元気に過ごしてほしい」と呼びかけている。(大畠正吾)